■開口部補強

開口部(一部出隅、入隅部の開口部は除く)の四隅の部分は乾燥によってコンクリートが収縮する時に発生する力や、地震の際にかかる力が集まりやすく、他の場所に比べると構造上ひび割れが発生しやすくなっています。そこで四隅に補強筋を追加することで、ひび割れに対する補強効果をはかっています。

■強度の高い安心の耐久コンクリート

構造躯体の耐久性を高めるため、柱・梁・床スラブ等の主要構造部についてコンクリートの耐久設計基準強度を27〜36N/m㎡に設定しています。またコンクリートの耐久性を高めるため、セメントの重量に対する水の重量の割合を50%以下に設定しています。
※日本建築学会JASS5を参考に表記しております。

■静かな暮らしを守る防音サッシ

より静かな室内環境を実現するために、JIS規格のT-2レベル(30等級)のサッシを採用し、外部騒音の侵入を軽減しています。(一部除く)

■避難路を確保する耐震枠付玄関ドア

地震で建物に歪みが生じても、ドアの開閉ができる耐震ドア枠を各住戸の玄関に採用。万一の場合にも退路を確保してスムーズに避難できます。

■エキスパンションジョイント

建物の構造体を複数の比較的整形なブロックに分離し、棟間のつなぎにエキスパンションジョイントを採用しています。そうすることにより、地震による揺れで無理な力が部分的に集中しないよう配慮しています。

■小梁不要の中空ボイドスラブ工法

主な床スラブには小梁のいらない中空ボイドスラブ工法を採用。天井がすっきりフラットになって圧迫感がなく、また間仕切り壁を容易に変更できるというメリットもあります。(一部除く)

■外壁のひび割れ防止
「誘発目地」

誘発目地とは、外壁の要所に意図的に設けた目地のことで、外壁の伸縮を吸収し、ひび割れ拡大を防止する役割を果たします。

■騒音を軽減する防音フード

室外の給気口に、外部からの騒音に対する防音性能を備えた、防音フードを採用しました。内部に吸音材を設置し、遮音効果を高めています。

■負担を和らげる耐震スリット

建物の構造体を複数の比較的整形なブロックに分離し、棟間のつなぎにエキスパンションジョイントを採用しています。そうすることにより、地震による揺れで無理な力が部分的に集中しないよう配慮しています。

■効率の良いアウトポール設計

柱を部屋の外に出すことで、デッドスペースを少なくし、すっきりとした室内空間を実現しました。家具のレイアウトもしやすくなります。(廊下側除く)

■排水集合管

延焼防止部品に熱膨張材を内蔵。火災時に熱膨張材が管内を閉塞し、上階への炎や煙の侵入を遮断します。
また塩ビ管は遮音シートをまくことで、音の軽減をしています。